大正製薬のリアップX5販売戦略(特集)
大正製薬株式会社が販売する「リアップX5」およびリアップシリーズが、ブランド11年目にしてようやく"進化"を果たしました。リアップシリーズの全ての商品が、有効成分であるミノキシジルの含有量が変更になり1%から5%に増加され、法改正の結果『第一類医薬品』に分類されたのです。
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改正薬事法が全面施行された2009年6月1日に大正製薬が「リアップX5」を発売した訳ですが、ドラッグストアなどの小売店サイドでは「最悪のタイミングでは?」といった声も少なからずありました。なぜなら、第2類医薬品や第3類医薬品などは薬剤師のいない店舗でも販売をできるのに対して、リアップX5などのリアップシリーズの第1類医薬品は薬剤師が文書を用いて情報提供をしなければ販売できないのですから。
この法改正の縛りによって、今までは販売できていたリアップブランドを6月以降置けなくなる店舗が出てくるのです。大手ドラッグストアなどの小売業者からすると「置けば絶対に売れると分かっているのに、全てのお店に置けないのが非常に歯がゆい。」といった声が続出で、売り上げに影響すると予想されました。
しかし大正製薬側は、これらを前向きに考えているようです。つまり、販路は縮小されるが、薬剤師の正確な情報提供によってしっかりとした対面販売がなされれば、長期的には売り上げのプラスになると考えたのです。
今から約10年前に販売された初代リアップは、発売初年度にて297億円を売上げたお化け商品です!今回の改正薬事法を追い風にできるかどうかは、まさしく「リアップX5」の成否を決めることになるでしょうね。
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